本当は今回の夏休みはカナダのバンフ国立公園に行く予定で計画を立ててました。
わたしのI-94(出入国記録カード)の期限が迫っていたので、そろそろ国外に出て更新をしなければいけない時期だったのでカナダを選んだのですが、なんとメキシコやカナダのように隣接国では難しいかも!?という情報を後から聞きました。
確かに調べてみるとできないことはないけど担当者によってとか、期日が直近だったりとか、いまいち明確な答えがみつからないのも不安だったので思い切って行き先を変更しました、カナダをキャンセルしてペルーに変更!(笑)
がらりとルートを変更したのであまり下調べもできずに予約しちゃいましたけど、駐在している多くの友達がペルーへすで旅行しているのでいろんな情報を聞けたことが心強かったです。
日本から行くのと違って、アメリカ発だと金額も少し抑えられるんですよね~。それに時差もなく、飛行時間も短い。
わたしたちも日本に居たらペルー旅行はできなかったと思うので、この機会に行ってきて良かったです。
大まかなスケジュールがこちら。
8/10はおまけですが、夜Norah Jones ライブ後空港へ移動。
8/11 夜リマへ到着。
8/12 リマ→クスコへ移動。午後クスコ遺跡観光。
8/13 クスコ→マチュピチュへ移動。午後マチュピチュ観光。
8/14 ワイナピチュ登頂、マチュピチュ観光。マチュピチュ→クスコへ移動。
8/15 クスコ→プーノ移動、夕方からウロス島観光。
8/16 プーノ→リマへ移動。
8/17 リマ観光。
8/10はもともと予定していたHollywood Bowl でノラ・ジョーンスのライブがあったので旅の前に予定通り行くことができました。
大五郎が仕事が終わってから移動したので途中から入り、出発までのほんのわずかでしたが40分ほど ライブを観ることができました。
CDと変わらない歌唱力で、とーーーーーっても良かったよ!
最後まで聞いてたいなぁと後ろ髪引かれる思いでLAX空港へ移動しました。
秋には日本公演もあるのでファンの方はどうぞ~。
8/11日付が変わり、ペルーへ向けて出発!
直行便もあるのですがそんなのはもう取れなくて、せめて1ストップにしたかったけど、金額がかなり違ったこともあり2ストップのエアーにしました。
遅くにとったエアーなのでいい便ないんですよねぇ。トランジット空港での待ち時間も長く、リマへついたのは夜。
ペルー旅行は高いので、できるだけ旅行費用を抑えたいとも思ったので数社見積もりをし、その中から
当山ペンションのぺぺさんにお世話してもらいました。
他のツアー会社よりもだいぶ安かったんですよ~。
ペンションのスタッフの方がリマ空港に迎えに来てくれました。
夜のリマの街を車で移動してペンションへ。
ペンションと言っても、ぺぺさんの3F建てのご自宅なんですけど、1Fがご自宅のようで、2-3Fを宿泊部屋として提供しているようでした。(写真撮るの忘れました~)
近くには日本大使館もあるので環境の良い閑静な住宅街という感じです。
ざっと今回のスケジュールの説明をしていただき、翌日はクスコへ出発します。
8/12、旅の疲れか?(いや、時差ないだろー!)朝二度寝してしまい、スタッフに「もうすぐ出発ですけど、朝食いらないんですか~?」と起こされる(笑)
その声に飛び起きて、猛ダッシュで支度をしていくと、出かける10分前だったのでバナナとコカ茶(コカの葉のお茶で高山病に効果があるお茶)だけいただいて空港へ見送ってもらいました。
空港で高山病の薬を買おうと並ぶも、前の客がすっごく時間がかかっていて間に合わなくなりそうだったので薬をあきらめて出国手続きに進むと、すんごい行列!
ターミナルへはバスで移動だったのですが、本当にギリギリ最後でなんとか間に合いました。
朝からこんなこんな感じで疲れちゃいました。
そして飛行機へ乗る前にも荷物検査があり、厳しいねぇ、ペルー。
空港内は麻薬犬もよく見かけたし、南米ですから麻薬とかの入手も身近そうですよね。
で、わたしは乾電池8本没収されました~(涙)
しかも4本はエネループで、カメラ用の電池だったんですよ~。
抗議しても無駄でした・・・・・あぁ、悲しや
そんな悲しい思いをしてクスコへ。
飛行機の中って、気圧の調整してますよね。
クスコは3399mと標高が高いので高山病の恐れがあるのですが、すでに飛行機の中から空気の薄さを感じて驚きました。
まだ薬も飲んでなかったので大丈夫かなぁと思いましたもん。
クスコへ到着し、空港をでるとこんな感じでツアーガイドたちがプラカードをかかげて客を待っててくれます。
キョロキョロさがしていると、タクシーや他のツアーガイドからすぐに声かけられちゃいますよ。
そこで片言日本語を話すアルベルトさんが迎えてくれ、いったんホテルへ。
午後からクスコの遺跡ツアーに入るので時間までにランチや買い物をしました。
わたしのカメラはバッテリーが乾電池なのですが、さっき没収されちゃったからすぐに使えるように買いに行きましたよ。あとミネラルウォーターも。
歯磨きもうがいもミネラルウォーターを使ったほうがよいと言われたのでこれも常に常備なのです。
ランチはペルー料理にしました。
Don Tomas という綺麗なレストランです。
ペルーのとうもろこしってこんなに大きいんですよ。
甘みはありません。
パンと一緒にチーズやサルサのようなものが出てくるのですが、これも美味しかった。
キヌアのスープ。
キヌアはアンデスの雑穀ですから本場ですよね。
じゃが芋やたまねぎ、ミントも散らしてあり、とっても美味しかった。これ、マネしてみようっと。
アヒ・デ・ガジーナ、美味しいよ♪
先日サンディエゴのペルー料理屋さんでも食べましたけど、この旅でもう1度後から食べましたけど、ここのアヒ・デ・ガジーナが美味しかった!
この食事で52ソルくらいだったようなぁ、ドルだと約21ドルくらい。
ペルーでちょっと素敵なレストランでこの価格ですから(食堂系ならもっと安い!)、嬉しいですよね。
ペルーでは満腹も高山病に良くないということで、二人でシェアしてちょうど良いボリュームでした。
高山病の薬も飲んで(リマよりもクスコの方が安いよ)ツアーの待ち合わせのアルマス広場へ移動。
英語の混載ツアーだったのですが、1/4は日本人でしたよ。
ペルーは日本人には人気ですもんね。
まずはラ・コンパーニア・デ・ヘスス教会へ。
インカ第11代皇帝ワイナ・カパックの宮殿跡地建てられた教会。
インカ時代からクスコの中心だったところなのでしょう。
移動の為歩いていると細い路地の両側には石垣が。
インカの石組が残る通りで、 「カミソリの刃1枚すら通さない」と言われる石材建築で、寸分の隙間もなく積み上げられていました。
薬も効いているのでしょうが、早く歩くことができません。なんか苦しく感じる。
次はサント・ドミンゴ教会(コリカンチャ=太陽の神殿)へ。
かつてのインカ帝国の神殿です。神殿を囲む石組みが素敵でした。
当時は壁や床が金の石で敷き詰められており、多くの黄金製品が納められていたそうです。
ここからの眺めが綺麗でした。
見えづらいけど、山の斜面にはぎっしり民家が建ち並んでいるんですよ。
次はバスに乗りサクサイワマン遺跡へ。
クスコの街並みを見下ろす巨大遺跡です。
遺跡も気になるけれど、こっちにも目を奪われます(笑)
いやぁ、これはずるいでしょ。こんなん見たら写真撮りたくなりますもん。
遠くからこっそり撮ってしまったけど、写真取るとチップを要求されますので~。
ここ広~くて、どこをどう撮ったらいいのか。
そしてこんな可愛いアルパカもいました♪
ここはちゃんとチップを払い(1ソル)赤ちゃんアルパカを抱っこさせてもらい一緒に撮りました。
暖かくてとっても可愛かったです。
このアルパカの顔、癒された~。なんて可愛いでしょ!
ここでのんびり写真を撮っていたら、危うくバスに置いてかれそうでした(苦笑)
もぅ、人数確認してから出発してよね!まじ、危なかったの。
あと2箇所は時間の都合上車内からの見学となり、最後にタンボマチャイ遺跡へ。
ここへ着いて少し歩くだけで結構しんどい。ゆっくり歩いてても息が切れる~。
だって標高3765mですから!きついはず。
高山病でひどい頭痛になっている人もちらほら。
今日クスコ入りした人が多く、まだ体が高度順応されてないからでしょう。
わたしたちは軽い頭痛くらいでした。
ここは聖なる泉と呼ばれ、雨期、乾期を通して常に同じ量の水が湧き出ているそうですよ。
どこから流れてくるかは未だわかってないそう。
最後に民芸品屋さんに連れてかれ、ベイビーアルパカのストール買っちゃいました♪
クスコの中心地まで戻ったらもう暗くなってしまいましたが、どうしても12角の石が見たかったのでその路地に行ってみました。
実はこの石、触っちゃいけないそうです。(ガイドブックにも書いてありました~)
触るつもりもなく、ちょっと触れてしまったら、この近くにインカ帝王の民族衣装を着ている人に「バチがあたるぞ」なようなことを言われまして、もしかして旅行最後からの体調不良はこれがバチ?だったりして~(苦笑)
このまま夕飯を食べに行きました。
友達のおススメPucaraへ。
日系人の経営するペルー料理屋さんで、満席!少し待ってから席に通してもらいました。
クスコに大きなビール工場があるので、クスコビールのCsqueñaを飲みました。
高山病は満腹のほかにアルコール飲酒もよくないそうなので今回はアルコールはやめようと誓ったのに、早速大五郎破った。
なのでわたしも少し飲んじゃった。クスケーニャ、なかなかイケますよ。
にんにくのスープ。ポーチ度エッグも入っていて美味しい。これ人気だそうですよ。
じゃが芋のコロッケのようなもので、中に肉餡とゆで卵も入っていてボリュームがありました。
ロモ・サルタード。これも代表的な料理で、牛肉とポテトフライを香ばしく炒め、醤油で味付けされているのでご飯がすすみます。美味しかったですねぇ。
最後にコカ茶。
今まではティーバックのコカ茶しか飲んでなかったけれど、乾燥させたコカの葉にお湯を注いでいただきます。
ハーブティーのようでとても飲みやすく旅行中はいつも飲んでました。
コカインの原料となる葉なので国外への持ち出し禁止なのでペルー内でしか飲めないそうです。
この食事でお昼よりも少し高いくらいでしたよ。
おなかも満たされたので夜のカテドラルを通ってホテルへ。
この日宿泊したホテル最悪で、遅くにシャワーしたら、途中から水になりました・・・・・・・
そして大五郎、高山病か?頭痛がひどくなり寝込みました。
わたしは大丈夫。