2017年 02月 07日
暦をたしなむ 春節会 |
「明けましておめでとうございます」と始まったJikonkaでの春節会。
ウェルカムドリンクは梅醤番茶。 会場へ入るなり目に飛び込んできたお料理。 いただいたお料理がこちら、七草料理。
今頃と思われる方もいらっしゃると思いますが、和暦(旧暦)新年は今年は1/28だったそうです。
立春を迎えた2/4にこのイベントが開催されました。
梅干し・おろし生姜・たまり醤油が入っており、これをよーく潰してから温かい番茶を注いでもらい飲みながら食事へ移りました。
以前、市販の梅醤番茶は飲んでいた時があったのですが、こんな風に梅干しを潰しながらいただくと美味しさ倍増!
生姜が入っているので飲んでからしばらくするとじんわり体が温かくなるのを感じられました。
手足の冷え、胃腸を温め、消化吸収をよくする効果が。
早速、自宅でも梅醤番茶始めました(笑)いいことは取り入れよう♪
ちょうど盛り付けをしているところでした。
午前の部の食事を担当したのは友人のhareさん。
・七草卵焼き甘酒風味
・揚げ牛蒡と黒ごまのひしお和え
・こんかいわしと根菜の塩麹浸し
・鶏味噌松風焼き
・春の白和え
・七草入り大根おろしの伊勢うどん
コシを殺してしまう柔い伊勢うどんって実はそれほど好みではなかったけど、全粒粉入りの伊勢うどんは食感も違い美味しかったです。
大根おろしと七草が冬に溜め込んでいた不要なものを出すデトックス効果に。
冬から春への季節の移り変わりを色・味・発酵食品を使い表現したそうです。
目にも鮮やかなお料理は感動の美味しさでした!
hareさんすごい♪
お近くの席の方々と美味しい~と共感もできて嬉しかった。
遠くは台湾より来ていた方もいらっしゃいましたよ。
食事後は富田さんの暦と養生のお話し。
わたしは中医学からの漢方養生、薬膳の勉強をしているのですが、富田さんのお話しは日本の風土にあった養生のお話しなのかなと感じました。
根本的なものは中医学なので多少違う見解もあり興味深く面白かったですよ。
最後は平間さんと上野さんの花いけ。
「立つ」を意識した花いけで、芸術家の感性ってすごいですね。
立春には何かを始めたり、人と会うには良い時だそうです。
ちょうどこのイベントで新年のお祝いができて良かったなぁと思いました。
世の中先取りが常ですが、でも実際には季節が追いついてないので、1/7の七草をお粥で食べる風習にしても七草はその頃よりも今の方が旬なのです。
季節に合うものを食べることが食の養生になり、次の季節への養生に繋がります。
自然と寄り添う暮らしって意識しないと意外に難しいかもしれないけど、心がけていきたいなぁと思いました。
by konami97
| 2017-02-07 10:06